ひな🐥昨日、 POLAオルビスの決算資料がアップされたのでまとめていきます
目次
決算のポイントをざっくり解説
2025年1月~9月の業績を見ると、売上は125,002百万円で前年同期とほぼ同じでした。
しかし、利益(営業利益)は11,952百万円で前年より10.5%増と大きく伸びています。
- 利益率(売上に対する利益の割合):8.6% → 9.6%
- 最終利益:7,652百万円(前年より10.1%増)
売上がほとんど変わらなくても利益が増えた理由は、無駄を減らしつつ、伸びているブランドをしっかり育てたことです。
利益が増えた主な理由
- オルビスの販売が好調
- 人気商品であるクレンジングオイルなどの売上が伸びた
- 海外ブランドJurliqueの赤字が減少
- 赤字幅が縮まり、全体の利益に貢献
- ポーラ中心の経費削減
- 管理費や販売手数料を見直して効率化
為替の影響で少し損失は出ましたが、法人税の減少もあり、最終利益は前年より増加しています。
ブランドごとの業績
POLA ORBISの事業は大きく「化粧品などのビューティケア事業」と「不動産事業」に分かれます。



不動産事業をしていたのは知らなかった!
ビューティケア事業の状況
- 売上高:120,411百万円(前年同期比ほぼ横ばい)
- 営業利益:+1.0%
| ブランド | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| ポーラ | 65,997百万円 | △3.4% | 6,720百万円 | △13.4% | 「B.A」シリーズリニューアルで売上増、海外収益も改善 |
| オルビス | 37,508百万円 | +4.7% | 6,871百万円 | +4.3% | クレンジングオイルの販売促進が好調、顧客数も増加 |
| Jurlique | 5,604百万円 | △6.8% | △1,242百万円 | 損失改善 | 経費見直しで赤字縮小、豪ドルベースでは売上増 |
| 育成ブランド | 11,301百万円 | 0.0% | △494百万円 | △63百万円悪化 | DECENCIAは効率重視、THREEは国内売上増、新規事業カオカラも寄与 |
不動産事業の状況
- 売上高:2,238百万円(+42.0%)
- 営業利益:+572.4%
→「ポーラ青山ビルディング」の稼働で大幅増益
第4四半期に向けた取り組み
- ポーラ
- 「B.A」リニューアル販売の拡大
- 顧客リストを活用した案内や限定キット販売
- オルビス
- クレンジングオイル購入者へのスキンケア商品提案(クロスセル)
- 顧客の継続率向上(リピート率の改善)
- 海外事業
- 中国事業の安定収益確保
- ASEAN市場での成長加速
- 育成ブランド
- THREE:佐賀県唐津市に精油蒸留所開設
- ブランド価値向上のためオリジナル精油の製造・研究
通期見通しと長期目標
- 2025年通期予想
- 売上高:1,740億円(前年より2.1%増)
- 営業利益:145億円(前年より5.0%増)
- 中期計画(2024-2026年)
- 2026年にROE(自己資本利益率)10%以上
- 連結売上高2,000億円
- 長期計画「VISION 2029」
- 連結売上高3,000億円
- 連結営業利益500億円
- ROE14%以上
まとめ
- 売上は横ばいでも、無駄を減らして成長ブランドを伸ばす戦略で利益増
- オルビスの成長が会社全体の利益を押し上げ
- Jurliqueの赤字縮小や経費削減も利益率向上に貢献
- 第4四半期は秋冬の需要期で通期目標達成を目指す
株価の注目ポイント:
- オルビスの安定した増収増益
- ポーラ「B.A」リニューアル効果
- 海外事業や育成ブランドの収益改善
売上が大きく伸びなくても、効率化と成長ブランドで最終利益を増やす戦略がはっきり見える決算内容です。



決算発表後、PTSでは26円ほど上げている。中長期で付き合っていける会社なのではないかと思うよ〜🍖
今だけサンリオの柄♡▶︎優秀すぎるオルビスのヘアケアセット


疲れた目を労るために、Amazonでアソートを購入しています▶︎蒸気でホットアイマスク
香りを選べるのが幸せ。


ドライアイ予防に最適。かかりつけ眼科医におすすめされて購入した▶︎マイボシャンプー
スーッとして気持ちいい。


目の健康のために愛用中▶︎ネイチャーメイドのアスタキサンチンサプリ











-2-300x169.jpg)
コメント